膝が痛くてもダイエットはできる!無理なく体重を落とせます

体が痛いと気分まで落ち込んでしまいますよね。
■痩せたいけど膝が痛くて運動できない

そんな悩みを抱えていませんか?
- 痩せたいけれど、膝が痛くて運動できない
- 歩くと痛くて続かない
- ダイエットを始めても膝の痛みで挫折してしまう
しかし実は、膝への負担を減らしながら体重を落とす方法はあります。
この記事では、膝が痛い人でも続けやすい食事の工夫や、負担の少ない運動方法について分かりやすく解説します。
この記事では、理学療法士の視点から、
- 膝が痛くなる主な原因
- 膝が痛い方が避けたいNGダイエット
- 食事で無理なく体重を落とす方法
- 膝の痛みを軽減するセルフケアと筋トレ
について、わかりやすく解説します。
■膝の痛みの原因
膝の痛みの原因はいろいろありますが、多いのは次のこの5つです。
①加齢による軟骨がすり減る
②肥満
③もともとO脚(日本人に多い)
④過去のスポーツや事故による負担によるもの
⑤筋力がもともと少ない
これらが重なることで、膝への負担が増え、痛みが出やすくなります。
「痩せなさい」と言われても簡単ではありません

病院で
「体重が増えて膝が変形しているので、痩せてください」
とだけ言われ、涙ながらに相談される患者さんをこれまで何人も見てきました。
確かに体重を減らすことは大切です。しかし、膝が痛い状態で運動するのはとてもつらいものです。
そしてその結果、次のような悪循環に陥ってしまいます。
膝が痛い
↓
動きたくない・動けない
↓
肥満
↓
痛みの悪化
の悪循環に陥っていきます。
この悪循環を断ち切ることが、痛みを軽減していく事への第一歩になるのです。
■膝が痛い人がやりがちなNGダイエット・動作
・痛いのに無理して長距離ランニング
・食べないダイエット
・深いスクワット
・ジャンプ
・正座
普段から膝の痛みに耐えている人は、常に痛みに対してかなり我慢強くなっています。
そして、間違った方法でなんとかしようと頑張ってしまい、膝が悪化してしまうということも多々見られています。
「頑張れば何とかなる」と思って無理をすると、かえって膝の状態を悪化させてしまうのです。
■まずは食事を見直して減量する
実は、体重を減らすうえで最も重要なのは食事です。
特に膝が痛い方は運動量が限られるため、まずは食習慣を整えることが成功のカギになります。
・十分なタンパク質量を毎食摂取する。
1食あたり 20〜30gのたんぱく質 を目安にしましょう。
たんぱく質は、
- 筋肉を維持する
- 間食を減らしやすくする
- 代謝を保つ
といったメリットがあります。
不足する場合は、プロテインを活用するのもおすすめです。
・夜は糖質、脂質を控える
夕食で糖質や脂質をとりすぎると、脂肪として蓄積されやすくなります。
・ミネラル、ビタミン(野菜、キノコ、海藻)は沢山食べる
野菜、きのこ、海藻類を積極的にとり、体の代謝をサポートしましょう。
食事について詳しくはこちらのブログを参考にしてください。



■膝の痛みの軽減を目指すセルフケア
①膝の裏(膝窩筋)をマッサージ
膝の裏にある「膝窩筋(しつかきん)」は、膝を安定させる重要な筋肉です。
膝に痛みがあると、この筋肉が頑張りすぎて硬くなりやすくなります。
親指を膝の裏に当てて、やさしくマッサージしましょう。
テニスボールや小さなゴムボールを使ってもOKです。
痛い方だけでなく、両方の膝を行うのがポイントです。

②膝の側面のマッサージ
膝の側面を両手で包みこみ、太もも側からすねの方に向かって円を描くようにマッサージする。

③足首から膝にかけて細かく優しく左右に捻じる
足首から少しずつ細かく10回ずつねじネジネジと左右に捻じりながら、膝に向かって動かしていく。
本当に少しの動きで十分なのですが、痛みの軽減には効果的!
*捻じりすぎ厳禁です(筋肉がユラユラしているくらいの感覚で大丈夫です。)

■筋トレ
①パテラセッティング
膝の下に丸めたタオルやクッションを置いて、膝を床に押し付けるように力を入れる。
膝関節への負担が最小限にとどめられ、大腿四頭筋の筋力が鍛えられます。また、膝蓋骨の正常な動きを取り戻していきます。

②下肢挙上運動
片膝を立て、反対側の脚を膝を伸ばしたまま持ち上げます。
立てた膝と同じ高さまで上げるのが目安です。
足首をしっかり上に向ける(背屈する)ことがポイントです。


反対側の膝は必ず曲げておきましょう。伸ばしたままだと腰痛の原因になることがあります。
③ボール挟み運動
両ひざにゴムボールを思いっきり挟んでゆっくり5秒キープを3セット
膝の内側の筋肉を鍛えます。


余裕がある方は、膝を伸ばした状態もボール挟み運動をしてみましょう。
■無理のない範囲で続けることが大切
膝の痛みがあると、「運動しなければ痩せられない」と思い込んでしまいがちです。
しかし実際には、
- 食事の改善
- 膝のセルフケア
- 負担の少ない筋トレ
を組み合わせることで、膝に優しく体重を減らすことは十分可能です。
大切なのは、痛みを我慢して頑張りすぎるのではなく、無理なく続けられる方法を選ぶことです。

膝の痛みを和らげながら、少しずつ健康的な体を目指していきましょう。



