40代・50代でも体は変われる
■40代・50代の体づくりはとても大切
医学の世界では、「60代~80代の若々しさは年齢では判断できない」と言われています。
80代でも、若々しく元気に趣味を楽しみ、背筋も伸びていて、周りから「若いですね!」と言われる方がいる一方で、60代でも筋力が低下し、背中が曲がり、膝の痛みで思うように動けない方も少なくありません。
この60~80代での大きな差は、
40代・50代をどのように過ごしてきたかが大きく関係しているのです。

筋力や体力は、20代を境に誰でも少しずつ低下していきます。
しかし、その低下するスピードは、
- 食事
- 運動
- 睡眠
によって大きく変わってきます。
年齢を重ねること自体は誰にでも平等ですが、
年齢を重ねたときの「元気さ」「若々しさ」「美しさ」は、日々の積み重ねによって大きな差が生まれるのです。
だからこそ、40代・50代の体づくりは、将来も若々しく健康に生きていくために、とても重要になります。

■体重だけを追う危険性
無理のあるダイエットでは、体重が減っていても筋肉まで落ちてしまっているケースがかなり多くあります。
それが40代・50代でも続けてしまうと、
- 疲れやすい
- 冷えやすい
- 膝や腰が痛くなる
- リバウンドしやすくなる
といった状態につながってしまいます。
そして、自覚症状がないまま進行しやすく、特に注意したいのが「骨粗鬆症」です。
極端な食事制限によって栄養不足が続くと、骨が弱くなり、将来的に骨折リスクが高まってしまうこともあります。

そのため、体重の数字だけに一喜一憂するのではなく、「筋肉を維持しながら痩せる」ことがとても大切なのです。
■理学療法士として勤務している時に出会った患者さんたち
病院勤務では、本当にさまざまな患者さんと接する機会があります。
リハビリを行い、社会復帰を支援していく中で、今までの食生活・職業・生活環境・考え方などをお聞きすることはとても重要でした。
患者さん一人ひとりに合わせたサポートを長年行ってきた中で、極端なダイエットを繰り返していた方ほど、
・骨粗鬆症
・筋力低下
・慢性的な疲労感
・精神的な不調
など、さまざまな問題を抱えているケースが少なくありませんでした。
一方で、年齢以上に元気な方は、80代でもジムに通ったりと日頃からよく動き、よく食べ、筋肉量を維持できている方が多い印象があります。
「しっかり食べ、しっかり動く」ことの大切さを、私は現場で数多く見てきました。
■無理な食事制限は逆効果
無理な食事制限は、栄養不足を招き、脂肪だけでなく筋肉や代謝まで落としてしまいます。
すると、
「痩せにくい」
「疲れやすい」
「リバウンドしやすい」
体になってしまうのです。
体は、必要な栄養がしっかり入ってくることで安心し、少しずつ健康的に変わろうとしてくれます。
40代・50代のダイエットでは、「食べない」のではなく、「必要なものをしっかり食べる」ことがとても大切になります。

■体組成計の必要性
リバウンドしないダイエットを行う上で、ぜひ取り入れてほしいアイテムが「体組成計」です。
一般的な体重計では、体重や体脂肪率は測れても、「筋肉量」や「筋肉率」までは詳しく分からないことが多いです。
しかし、40代・50代のダイエットでは、この「筋肉量(筋肉率)」の管理が非常に重要になります。
40代・50代は、何もしなければ自然と筋肉量が減少していきます。
そのため、若い世代以上に「筋肉を減らさない」「筋肉を増やす」ことを意識する必要があります。
筋肉量を保ちながらダイエットすることが、リバウンドしにくい体づくりにつながるのです。
■体組成計のおすすめ
体組成計は、タニタ と オムロン が代表的なメーカーです。
どちらを選んでも問題ありませんが、違いとしては、
- タニタ → 「筋肉量」を表示
- オムロン → 「筋肉率」を表示
という特徴があります。
大切なのは、なるべく毎日継続して測定し、
- 筋肉量(筋肉率)を減らさない
- 少しずつ増やしていく
ことを意識することです。
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■まとめ「動ける体を作るのが大切」
40代・50代のダイエットでは、単純に「体重を減らす」こと以上に、「健康的に動ける体をつくること」が重要になります。
今をより楽しく過ごすためだけでなく、
これから先の長い人生を、元気に・若々しく・自分らしく楽しむために。
40代・50代の体づくりは、未来の自分への大切な投資なのです。
年齢を重ねることは、だれしも平等でありますが、年齢を重ねたときの元気度・若々しさがまったく違うものになってくるのです。
だからこそ、“今の積み重ね” が、未来の自分をつくっていくのです。




